対馬市の89%は山林で占めており、レンタカーを借りて街並みから少し離れるだけで雄大で美しい自然の姿を見ることが出来ます。厳原町の龍良山や美津島町の白嶽には、今でも古代からの原始林が残されており、国の天然記念物に指定されています。
その原生林の中でも、標高559mを誇る龍良山の麓に広がる原始林は、天道信仰の神体山として全山が神地とされてきた由緒ある地。長年斧が入ることがなく、極めて自然度の高い照葉樹林として国の天然記念物に指定されています。
その森に広がる木々の平均樹齢は「約200年」と言われ、スダジイ、イスノキなど他の地域ではなかなか見ることのできない巨大な樹木の姿を見ることができます。
2020年に発売されたゲーム「Ghost of Tsushima」は、モンゴル帝国(元朝)と高麗の連合軍による日本侵攻(文永の役)を物語の題材にしたゲームで、長崎県の対馬と壱岐を舞台にしています。
美麗な対馬の自然を背景に進んでいくストーリーで、その美しさから全世界で大ヒットとなりました。そんな舞台となった対馬に行ってみたいという外国人も多く存在するようです。
また、漫画「アンゴルモア」も対馬を舞台にしたストーリー。劇中に登場した「金田城」や「神社」を目指して対馬観光するのもいいでしょうね。
そんな対馬市は、日本の中で朝鮮半島に最も近いという地理的条件から、かつては大陸からの石器・青銅器文化、稲作や仏教、漢字などを伝える日本の窓口として発展した島。朝鮮半島との間では古くから貿易などの交流が盛んで、島内には数多くの書物や仏像、建造物、朝鮮式山城の金田城跡や古墳などの文化財が残っています。
対馬市へのアクセスは、長崎空港からの小型機が就航していますので、長崎観光のスケジュールに2日ほど対馬市を入れてみるのもいいでしょう。
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