長崎市の北部に隣接する時津町は、長崎市街地までは車で約20分程度と近くスポット。近年では大型量販店が多く出展しており、長崎市民の「お買い物スポット」として土日は大変な混雑になる地域です。
そんな時津町は、実は歴史が深い地域でもあります。「まんが日本昔ばなし」の題材ともなった「鯖くさらかし岩」があり、また江戸時代には大名達の休息所となった「茶屋(本陣)」、長崎街道の近道として多く利用された「時津街道」などの史跡や名所があります。
また、長崎空港への海路も接続されており、長崎市から長崎空港へ行く人は高速道路を使う方と、時津から船で行く方の2パターンに分かれています。時津の海を眺めつつ空の旅に出るのも、また一興ですよ。
時津街道という長い歴史を誇る時津町には、昔から人気が高い「とぎつまんじゅう」という特産品が存在しています。ふかふかと蒸された生地には、しっとりとしたあんがたっぷり。重量感たっぷりの「とぎつまんじゅう」は、他の地域では見られない別格のまんじゅうとして有名です。
また、時津町は農産品も有名。温暖な気候を活かして栽培される巨峰や、その巨峰を贅沢にもワインにした「巨峰ワイン」も有名になりつつあります。町内のシンボル的存在でもある「鯖くさらかし岩」にちなんだ「さば缶」も新しく誕生。「落ちない」鯖くさらかし岩がモチーフなので、受験生へのプレゼントにも喜ばれています。