新上五島町の歴史は古く、縄文~弥生時代の遺跡が発見されたことから、この時代から人が住んでいたと思われています。また、奈良時代には中国大陸に近い地理的条件もあり、遣唐使船の日本最後の寄港地となり、大陸文化との交流の拠点になっていました。
江戸時代には、キリシタンが新天地を求めて移住したと言われており、島のあちこちに教会や寺社をはじめ、多くの歴史的・文化的遺産が残されています。平成30年には、世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の1つ「頭ヶ島の集落」が島内にあり、キリシタン弾圧に耐え抜いた信者の手による信仰の自由の証として、今もなお、歴史や文化が脈々と受け継がれています。
新上五島町の見どころは、キリシタン文化だけではありません。環境庁が選定した「日本の水浴場88選」にも選ばれた「蛤浜海水浴場」は、どこまでも続く遠浅の白い砂浜と碧い海が特徴のビーチ。海水浴シーズンには海開きのイベントが開催され、賑わいを見せています。
五島列島の北部に位置する「新上五島町」は、日本三大うどんの一つ「五島手延べうどん」の町として有名。町内には昔から「五島手延べうどん」を作る製麺所が点在しており、うどんを知り尽くしているプロの手で茹で上げられたうどんを食べさせてくれるお店もあります。「五島手延べうどん」は、特産の「椿油」を塗って延ばされているのが特長。細めんでツルツルとしたのど越しがたまらない逸品です。
さつまいもをスライスして茹で、天日で乾燥させた「かんころ」を使った「かんころ餅」も、新上五島町の特産品。島のお土産として昔から人気の商品となっています。また、 豊かな海に囲まれた新上五島町では、名産の飛魚(あご)や水イカ、アジ、カマスなどの荒波育ちの新鮮な素材を活かし、熟練の手法で加工したこだわりの水産加工品が数多く作られています。
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