日本の西の端に位置する長崎県の県庁所在地が「長崎市」です。
かつては小さな港町の一つでしたが、海外に開かれた貿易港として様々な文化の交流地となりました。現在では異国情緒を感じる街として有名になりました。
長崎市の代名詞の一つとして「坂の街」という言葉があります。その言葉通り、平地が少ないため山間部にも建物が密集しており、その家々のあかり一つひとつが「世界新三大夜景」にも認定された長崎の夜景を演出しているのです。
長崎市には、日本国内において唯一、2つの世界遺産があります。そしてその世界遺産を日常の風景の中で見ることができます。
2015年に世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」では、造船業の産業化を支え、110年が過ぎた今も現役で使用されている「ジャイアント・カンチレバークレーン」をベイエリアに見ることができます。
炭鉱の島である端島(軍艦島)にも、長崎港から40分ほどのクルーズで出合うことができます。さらに、2018年に世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」では、国宝である大浦天主堂などがあります。
天主堂があるエリアは幕末に拓かれた外国人居留地。今でも洋館が残されており、その洋館に居住している方もおられます。長崎港から聞こえる汽笛の音、教会の鐘の音、そして、世界に誇る夜景。エキゾチックな風景の中で、憧れの生活が待っています。
貴方も、この「和」「華」「蘭」の文化に触れてみませんか?