長崎県の北東部にある「松浦市」は、玄界灘と伊万里湾に囲まれ、南に佐世保市、東は佐賀県伊万里市、西は平戸市に隣接している地。伊万里湾の沖合いに浮かぶ、福島、鷹島、青島、黒島、飛島などの島々を含む海沿いの自然豊かな町です。
松浦市の中でも福島町にある「土谷棚田」は、農林水産省の日本の棚田百選に選ばれており、田植えの時期(4月~5月)には伊万里湾に沈む夕日が、約400枚もの棚田をオレンジ色に染め上げる姿は息をのむ美しさです。
そんな風光明媚な松浦市の歴史は古く、中国の歴史書「魏志倭人伝」にもその名が出てくる「末盧(末羅)国」の一部であったと言われています。
また、蒙古襲来(元寇)の際、松浦鷹島沖で吹いた暴風雨(神風)で沈没した元の軍船と積荷は、現在、鷹島海底遺跡として周知されており、40年にわたる調査の結果、遺跡の一部が鷹島神崎遺跡として、海底遺跡では初めて国の史跡に指定されています。
以外と知られていませんが、実は松浦市は「アジの水揚げ量が日本一」。
2019年4月に「アジフライの聖地」を宣言し、市をあげてアジフライ文化を盛り上げています。そんな松浦市の鯵フライは、なんと刺身でも食べられるほどの新鮮なアジを使い、市内の食堂やレストランなどで独自のアジフライを提供しています。
アジ以外にも、松浦市は「とらふぐの養殖」でも日本一を誇ります。透き通った身と歯ごたえが良い松浦のとらふぐは、全国的にも高い評価を受けています。他にも伊万里湾に面した自然の入江を利用した養殖場で育てられた「車えび」や、冬の海水温が低いことで身が引き締まった「本まぐろ」も鷹島、青島の沖合で養殖され、全国に出荷されています。
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