海外に開かれた窓として有名な長崎港より先輩なのが「平戸市」。
その歴史は古く、大航海時代(15世紀半ば~)にはアジアやヨーロッパ諸国との貿易港として栄えていたという記録が残っています。
そんな平戸市は、今でも日本と異国の文化がミックスされた独特の空気感が漂う街。その街並みを見下ろしている、市内中心に建つ松浦家の居城「平戸城」は、2021年4月にリニューアルオープン。日本初の「城泊(キャッスルステイ)」が体験できます。
平戸城以外にも、オランダ東インド会社の貿易拠点として設置された平戸オランダ商館や、日蘭貿易時代の平戸や松浦家の歴史や貴重な史料を見ることができる松浦史料博物館など、遺跡や史料館が点在し、歴史を今に伝えています。
長崎県民の多くは、運転免許を取った後の「初ドライブコース」として平戸市に行く人が多いですね。長崎県北西部の田平町と平戸島を結ぶ「平戸大橋」を通り生月まで。ちょっとしたロングドライブですが、その道途中には色々と面白いポイントがあります。
「たびら平戸口駅」は、日本最西端の駅として鉄道ファンなら一度は訪れたい聖地。海に囲まれた地ならではの絶景を楽しみたい人は、海岸線ドライブもオススメ。平戸市街地から少し足を延ばし、生月大橋を渡った生月島にある「サンセットウェイ」はロケ地としても有名で、東シナ海に沈む夕陽は息をのむ美しさです。
豊かな自然に囲まれている平戸市には、農業や漁業、畜産業も盛んに行われています。日本有数の水揚げ量を誇る平戸の「天然ひらめ」は、身がぷっくりと厚みがあるのが特徴。旬である1月から4月には「平戸天然ひらめまつり」が開催され、地元の旅館や食堂で鮮度抜群の天然ひらめが味わえます。
他にも平戸の雄大な自然の中で育った「平戸牛」も名物。上質な肉を焼き肉やステーキとして提供しており、産地ならではの手ごろな価格でいただくことができます。イチゴやアスパラガスなど農作物の生産も盛んで、平戸市だけでバラエティに富んだ食を楽しむことができます。
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