五島市は長崎市から西へ約100km先、九州の最西端に位置する島。11の有人島と52の無人島で構成されている列島です。
長崎港から高速船が1日に3~4便通っていて、約1時間30分ほどで長崎市内と往来できるお手軽リゾート地。冬は暖かく夏は比較的涼しい「海洋性気候」で、過ごしやすい島なのです。
キリシタン文化が息づいていて、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の一つにも「久賀島の集落」「奈留島の江上集落」が選ばれています。キリシタン文化以外にも、古来から島に伝わる伝統的な祭りもたくさん。
国の重要無形民俗文化財である奇祭「へトマト」、念仏踊り「チャンココ」など、五島独自の習慣や慣習が今でも残されています。
近年では、国際トライアスロン大会「バラモンキング」や、沈む夕陽を浴びながら走る「夕やけマラソン」なども開催されており、スポーツも盛ん。五島の大自然に抱かれて身体を動かす喜びを味わえます。
九州最西端の島という事もあり、五島は豊富な魚種が水揚げされる事でも有名。新鮮な魚介類を味わうのもいいですが、名物料理も豊富。ハコフグの味噌焼き、きびなのいり焼き、生寿司、角寿司など、多種多様な特産品が揃っています。
また、五島では稲作が出来る土地も多く、美味しい米をはじめ、島外では流通量の少ない幻の五島牛や五島美豚、五島地鶏しまさざなみと美味なる肉も多く、スイカやメロン、イチゴなどの果物の生産も盛んです。
近年では、そんな五島の大地と海の恵みを存分に活かし、島外からの移住者がオープンしたオシャレなカフェやレストラン、地元で人気の食堂などが続々と誕生しています。
また、オーシャンブルーの綺麗な海も注目され、夏にはサーフィンやSUPといったマリンスポーツも人気になってきています。「高浜海水浴場」では、透明度の高い真っ青な海、白い砂浜が織りなす風景が楽しめ、眺めているだけでも癒されます。
長崎のリゾート地「五島」へ遊びに行ってみませんか?