麻花巻 5本 袋入
商品コード: 4201-000-007-080902-001
賞味期限: 製造より常温で60日間
セット内容: 5本 ギフト箱入
伝統的な中華菓子「麻花(マーファ)」を起源とした、伝統的な中華菓子。その形状から「よりより」や「ねじねじ」とも呼ばれています。
福建の麻花巻は、生地を熟成させて酵母を育て、一本一本手作りでより上げております。
また、長崎ちゃんぽんにも使われる『唐あく』(現在の表示では「膨張剤」になります)を使用しておりますので、食感がちがいます。
さらに大豆油で揚げることにより、小麦粉の旨みと自然な甘さが引き立ちます。
「唐人巻」に比べて、小ぶりで硬いのが「麻花巻」の特徴です。
原材料: 小麦粉、大豆油、砂糖、食塩、膨張剤(炭酸Na等)
中国の伝統的なお菓子
小麦粉を練って作った生地を、らせん状の縄のような形状にして油でカラッと揚げたお菓子「麻花(マーファ)」。
日本では「よりより」「ねじねじ」など、各地域での名前が違いますが、元々は中国の伝統的なお菓子が起源。
中国北部では「麻花兒(マファール ※可愛い意味を出す「兒(ル/アール化)」が付く)、南部では「火把(ホオバー)」と呼ばれており、 長崎に伝わってきた時に、漢字が読みにくいため「唐人巻(とうじんまき)」などと名付けられました。
硬いお菓子の一つで、小麦が持つ自然な甘さを楽しめる名物として、古くから長崎のお土産としてはもちろん、地元民にも日常的に愛されているお菓子なのです。
唐人巻とよりより(麻花巻)の違い
福建では「唐人巻」と「よりより(麻花巻)」という2種類の「麻花」を作っています。その違いは「大きさ」と「硬さ」。
「唐人巻」は、「よりより(麻花巻)」より「大きめ」で「若干柔らかい」仕上がり。
「よりより(麻花巻)」は、「唐人巻」より「小さく」、「硬め」になっています。
福建では、この2種類の麻花を作る際にこだわっているポイントが「4つ」あります。
- 【 老麺 】
- 単純に小麦粉を水で練っただけでなく、発酵させた「老麺」にする事で一味違う風味と小麦粉の甘さが引き立ちます。老麺にする手法は、日本ではあまり知られていません。
- 【 大豆油 】
- 栄養豊かな大豆油で揚げることにより、小麦粉の旨みを引き立てております。
- 【 唐あく 】
- ちゃんぽんにも使われている事で有名な、長崎独特の『唐あく』(かんすいの一種で、原材料表示では「膨張剤」と表示)を使用しておりますので、食感がちがいます。
- 【 熟練の技 】
- 熟成した生地は生きております。その変化を指先で感じながら、一本一本手作りでより上げております。
大きさと硬さの違いがあれど、唐人巻もよりより(麻花巻)も、人気の長崎名物。そのまま噛り付いても良いのですが、小分けの袋に入れたまま、一口大になるように砕いて食べるのがオススメ(地元の人間もこんな風にして食べます)。
贈り物としても最適なお菓子ですので、お中元やお歳暮にも便利な逸品です。