華僑の血を引く、本物の月餅
「日本三大中華街」のひとつ、『長崎新地中華街』。
毎年、多くの観光客が訪れる、有名な観光スポットになっていますが、地元の人々からも愛されている中華街でもあります。
そんな「長崎新地中華街」の一角に、長年営業を続けているお店が、「福建」。
華僑のご先祖様を持つ「福建」の方々は、日本に渡ってきたときと変わらない、昔ながらの手法で本場の中華菓子を今でも作り続けているのです。
「日本三大中華街」のひとつ、『長崎新地中華街』。
毎年、多くの観光客が訪れる、有名な観光スポットになっていますが、地元の人々からも愛されている中華街でもあります。
そんな「長崎新地中華街」の一角に、長年営業を続けているお店が、「福建」。
華僑のご先祖様を持つ「福建」の方々は、日本に渡ってきたときと変わらない、昔ながらの手法で本場の中華菓子を今でも作り続けているのです。
2階に作業場を持つこのお店では、中華菓子の他にも「ちゃんぽん・皿うどん」、「中華料理の食材」など、広く手がけるバイタリティに溢れるお店。
しかしながら、やはりこのお店の名物と言えば、なんと言っても「昔から変わらぬ造り方で今でも製造を行っている中華菓子」の数々。特に、「唐人巻(よりより)」や「月餅」が人気の商品で、中秋節(旧暦の8月15日)の頃になれば、店員は総出で月餅を作るそうなのです。
福建が誇る月餅は、店に代々伝わっているという、木製の月餅型を、今でも大事に使って作られています。
その木型の中には、古い職人の仕事による絶妙な彫刻が彫り込まれ、その模様が福建の月餅の特徴ともなっているのです。
また、この福建で作られている手のひらサイズの大きな月餅『大月餅』クラスの月餅の木型は、福建以外には長崎で存在しないとも言われているほどの珍しい物なのです。
その大月餅の中に入るのは、本場中国の作り方で仕込む「黒あん」と、干しぶどうやクコの実などの木の実を混ぜた「タネあん」の2種類。また、小さいサイズの「中月餅」や「小月餅」には、『くるみあん』や『栗あん』などが入った物もあり、バラエティに富んでいます。
小さく切り分けて、渋いお茶と共に月を愛でながら食べる月餅。ゆっくりとした、円満な時間を過ごすには最適の逸品です。
メーカー: (株)福建(運営本部出荷)